根管治療

芝公園・三田 SACHIデンタルクリニック

記事公開日:

2024-12-22

最終更新日:

2026-03-01

根管治療とは?|神経まで達した虫歯を治す方法

根管治療

根管治療とは、虫歯が進行して歯の神経(歯髄)まで達してしまった場合や、歯の根の先に膿が溜まった場合に行う治療です。一般的には「神経を取る治療」「神経の治療」と呼ばれています。具体的には、汚染された神経や細菌を取り除き、根管内を徹底的に洗浄・消毒します。そして、薬剤を詰めて密閉することで、歯を抜かずに残すことを目的としています。

根管治療が必要となる主な症状

以下のような症状がある場合は、根管治療が必要となる可能性があります。

  • ズキズキと激しい痛みがある
  • 冷たいものや温かいものがしみる
  • 噛むと痛い
  • 歯ぐきが腫れている
  • 歯の根の先に膿が溜まっている

これらの症状を放置すると、最終的には抜歯が必要になることがあります。さらに、細菌が全身に回ってしまうリスクもあります。そのため、違和感を感じたら、早めに歯科医院を受診しましょう。

抜髄と感染根管治療の違い

治療の違い

根管治療には、大きく分けて「抜髄(ばつずい)」と「感染根管治療」の2種類があります。SACHIデンタルクリニックでは、どちらの治療においても、マイクロスコープやラバーダムなどを用いた精密な治療を行っています。これにより、再発リスクを抑え、可能な限り歯を残すことを心がけています。

抜髄 – 虫歯が神経まで達している場合の治療

抜髄とは、虫歯が大きく、神経まで達してしまった場合に行う治療法です。虫歯の細菌に感染した神経を取り除き、根管内を徹底的に洗浄・消毒します。「抜髄 三田」でお探しの方にも、精密な治療を提供しています。

抜髄の手順

抜髄は、以下の手順で進めていきます。

  1. 麻酔:治療中の痛みを抑えるために、局所麻酔を行います。当院では、表面麻酔や電動麻酔器を使用し、注射の痛みにも配慮しています。
  2. 虫歯の除去:う蝕検知液を使用して虫歯の部分を染め出し、徹底的に取り除きます。この際、マイクロスコープで肉眼では見えにくい部分まで確認しながら、精密に除去します。
  3. 神経の除去:リーマーやファイルと呼ばれる専用の器具で、感染した神経を除去します。
  4. 根管の洗浄・消毒:薬剤を用いて根管内を洗浄・消毒します。なお、洗浄効果を高めるために、超音波洗浄を併用することもあります。
  5. 根管充填:根管内がきれいになったら、ガッタパーチャポイントと呼ばれるゴム状の材料を隙間なく詰めます。
  6. 土台の形成・被せ物の装着:残っている歯が薄くなっていることが多いため、土台(コア)で補強し、その上に被せ物(クラウン)を装着します。

精密治療を支える技術と器具

当院では、ラバーダム防湿と呼ばれる方法で、治療する歯以外をゴムのシートで覆います。これにより、唾液や細菌の侵入を防ぎ、清潔な環境で治療を行えます。

加えて、NiTiファイルと呼ばれる特殊な金属製の器具を使用しています。この器具は柔軟性に優れ、複雑な形状の根管にも対応可能です。こうした取り組みにより、「根管治療 成功率」の向上に努めています。

感染根管治療 – 過去に神経の治療をした歯や神経が死んでしまった歯の治療

感染根管治療とは、過去に神経の治療をした歯が再度感染を起こした場合に行う治療法です。また、虫歯の放置などにより神経が死んでしまった歯にも対応します。「根管治療 やり直し」が必要なケースの多くは、この感染根管治療に該当します。

感染根管治療が必要となる原因

主な原因は以下の通りです。

  • 過去の根管治療で、治療が不十分な箇所があった
  • 被せ物と歯の間に隙間ができ、そこから細菌が侵入した
  • 歯周病など歯の周りに隙間ができ、そこから細菌が侵入した
  • 虫歯や歯周病が進行し、歯の根の先に膿が溜まった

抜髄との違い

感染根管治療は、抜髄に比べて以下のような違いがあります。

  • 過去の治療で入れた被せ物や土台、薬剤などを除去する必要がある
  • 根管内が複雑な形態になっていることが多く、治療の難易度が高い
  • 再発を繰り返すことが多く、治療に時間がかかる場合がある

そのため、感染根管治療では、過去の治療で取り残された細菌や新たに侵入した細菌を徹底的に除去することが重要です。当院では、マイクロスコープで根管内を詳細に観察し、感染源を特定して取り除きます。

SACHIデンタルクリニックの根管治療の流れ

根管治療の流れ

当院では、以下のような流れで根管治療を行っています。それぞれの治療法について、詳しくご説明いたします。

抜髄の治療の流れ

1. 麻酔・虫歯の除去

まずは、治療中の痛みを抑えるために局所麻酔を行います。その後、う蝕検知液を用いて虫歯を徹底的に除去します。この際、マイクロスコープを用いることで、肉眼では見落としがちな小さな虫歯まで正確に除去できます。

あわせて、歯に亀裂や破折がないかも同時に確認します。亀裂や破折は痛みの原因となるだけでなく、根管治療の成功率にも影響します。そのため、早期に発見することが重要です。

なお、虫歯の範囲が大きく残存歯質が少ない場合は、ラバーダムをかけるための土台(隔壁)をレジンで作ることもあります。これにより、治療中に唾液や細菌が根管内に侵入するのを防ぎ、成功率を高めます。

2. 神経の除去・根管の洗浄・消毒

虫歯を取り除いた後、リーマーやファイルと呼ばれる専用の器具で感染した神経を除去します。次に、次亜塩素酸ナトリウムなどの薬剤で根管内を徹底的に洗浄・消毒します。この際、ラバーダム防湿により唾液や細菌の侵入を防ぎ、清潔な環境を確保します。

さらに、当院ではNiTiファイルを使用しています。従来のステンレス製ファイルに比べて柔軟性に優れているため、複雑な形状の根管にも対応可能です。マイクロスコープを併用することで、根管内を詳細に観察しながら、感染した神経や細菌を確実に取り除きます。

根管洗浄の様子
NiTiファイルと薬剤で根管内を徹底的に洗浄・消毒

3. 根管充填

根管内がきれいになったら、最終的な薬剤を詰めます(根管充填)。通常は、ガッタパーチャポイントと呼ばれるゴム状の材料を用います。

根管充填の目的は、根管内を完全に封鎖し、細菌の再侵入を防ぐことです。充填が不十分だと再発のリスクが高くなるため、非常に重要なステップです。

4. 土台の形成・被せ物の装着

根管治療を行った歯は、歯自体が薄くなっていることが多いです。そのため、土台(コア)を立てて補強し、その上に被せ物(クラウン)を装着します。土台には金属やファイバーポストなど様々な種類があります。当院では、患者様の歯の状態やご希望に合わせて最適なものをご提案いたします。

感染根管治療の流れ

感染根管治療の流れは、基本的には抜髄と似ています。ただし、過去の治療で入れた被せ物や土台、薬剤などを除去するステップが追加されます。また、感染が再発しているため、より慎重な治療が求められます。

1. 麻酔・感染源の除去

必要に応じて局所麻酔を行い、虫歯や古い被せ物、過去の治療で入れた薬剤などを除去します。この際、マイクロスコープで感染源を特定し、取り残しがないようにします。「根管治療 マイクロスコープ」の使用は、精密な治療に欠かせません。

あわせて、ラバーダム防湿を行い、唾液や細菌の侵入を防ぎます。こうした清潔な環境を確保することで、再感染のリスクを低減できます。「根管治療 ラバーダム」の使用は、成功率を高めるために重要です。

2. 根管の洗浄・消毒

感染源を除去した後、薬剤で根管内を徹底的に洗浄・消毒します。洗浄効果を高めるために、超音波洗浄を併用することもあります。さらに、マイクロスコープで確認しながらNiTiファイルで処置することで、複雑な根管でも効果的に細菌を除去できます。

特に再治療の場合は、過去に取り残された細菌が根管内の複雑な溝に入り込んでいることがあります。そのため、マイクロスコープで拡大確認しながら、徹底的に除去することが再発防止のカギとなります。こうした理由から、治療の回数が多くなることがあります。

3. 根管充填

根管内がきれいになったら、抜髄と同様にガッタパーチャポイントなどで根管充填を行います。根管内に隙間なく、緊密に充填材を詰めていきます。

4. 土台の形成・被せ物の装着

根管治療後の歯はもろくなっていることが多いため、土台(コア)で補強し、その上に被せ物(クラウン)を装着します。当院では、患者様の歯の状態やご希望に合わせて、最適な土台と被せ物をご提案いたします。

パーフォレーションリペア|歯に穴が開いた場合の特殊な治療

パーフォレーションとは、虫歯が大きすぎたり、根管治療中に誤って器具で穴を開けてしまったりして、歯に穴が開いた状態のことです。放置すると細菌が侵入して感染が広がり、通常は抜歯を選択せざるを得ない場合もあります。

MTAセメントによるリペア

当院では、パーフォレーションリペアと呼ばれる特殊な治療法で穴を封鎖し、歯を残せる可能性を探ります。この治療には、MTAセメントと呼ばれる特殊な材料を使用します。MTAセメントは生体親和性に優れ、封鎖性も高いため、リペアに適した材料です。「パーフォレーション リペア」が必要と診断された場合も、諦めずにご相談ください。

リペアの適応と限界

ただし、すべてのパーフォレーションがリペアできるわけではありません。穴の大きさや位置、感染の程度によっては、抜歯が必要になることもあります。そこで当院では、歯科用CTやマイクロスコープで状態を正確に診断し、最適な治療法をご提案いたします。

SACHIデンタルクリニックが選ばれる理由|精密根管治療へのこだわり

精密根管治療へのこだわり

SACHIデンタルクリニックでは、精密な根管治療を提供するために、以下のような設備や技術を導入しています。

マイクロスコープの活用

当院では、根管治療にマイクロスコープを使用しています。肉眼では見えない根管内部を約20倍に拡大して確認できるため、より精密な治療が可能です。「根管治療 マイクロスコープ」は、成功率を高めるために必要不可欠な器具です。

ラバーダム防湿

根管治療中は、ラバーダム防湿で治療する歯以外をゴムのシートで覆います。これにより、唾液や細菌の侵入を防ぎ、清潔な環境で治療を行えます。その結果、根管治療の成功率が高まります。「根管治療 ラバーダム」は、再感染を防ぐために非常に有効な方法です。

NiTiファイルの活用

NiTiファイルは、特殊な金属で作られた柔軟性に優れた器具です。従来のステンレス製ファイルでは対応が難しかった、複雑な形状の根管にも対応できます。加えて、根管の清掃・形成を効率的に行えるため、治療時間の短縮にもつながります。

歯科用CTによる精密診断

当院では、歯科用CTを導入しています。従来のレントゲンではわからなかった根管の形態や病巣の位置を、立体的に把握できます。その結果、より安全で確実な治療計画を立てることが可能です。「根管治療 CT」検査により、治療の精度と安全性が向上します。

痛みに配慮した治療

患者様が痛みを感じることなく治療を受けられるよう、様々な工夫をしています。具体的には、表面麻酔や電動麻酔器の使用、細い注射針の使用など、麻酔注射の痛みを最小限に抑えています。

女性院長による丁寧な説明と治療

当院の女性院長は、患者様の不安や疑問に寄り添い、わかりやすく丁寧な説明を心がけています。さらに、女性ならではの細やかな視点で、一人ひとりに最適な治療をご提案いたします。「根管治療 痛い」と不安な方も、安心してご相談ください。

根管治療に関するよくある質問(FAQ)

FAQ

ここでは、根管治療についてよくいただくご質問にお答えします。

根管治療は痛いですか?

治療中は麻酔を使用しますので、痛みを感じることはほとんどありません。なお、炎症が強い場合は麻酔が効きにくいため、消炎処置をした後に治療を開始いたします。ただし、麻酔が切れた後に痛みや違和感が出ることがあります。通常は数日以内に治まりますが、痛みが続く場合はご連絡ください。

根管治療は何回くらいかかりますか?

治療の回数は、虫歯の大きさや根管の形態、感染の程度によって異なります。通常は3~4回程度の通院が必要です。ただし、複雑な症例の場合は、それ以上の回数がかかることもあります。当院では、マイクロスコープを用いた精密治療により、可能な限り回数を少なくするよう努めています。

根管治療の成功率はどのくらいですか?

成功率は、歯の種類や根管の形態、感染の程度などによって異なります。当院では、マイクロスコープやラバーダム防湿、NiTiファイルなどの最新設備を活用し、成功率の向上に努めています。「根管治療 成功率」を高めるためには、術後のケアも重要です。

根管治療後の注意点は?

根管治療後は、以下の点にご注意ください。

  • 治療した歯で硬いものを噛まないようにする
  • 治療した歯を指や舌で触らないようにする
  • 処方された薬は、指示通りに服用する
  • 痛みや腫れが続く場合は、早めにご連絡ください

根管治療の費用はどのくらいですか?

根管治療は、基本的には保険診療の範囲内で行われます。ただし、使用する器具や材料、治療の難易度によって費用が異なる場合があります。また、治療後に装着する被せ物は、保険適用のものと自費のものがあります。詳しくは、カウンセリング時にご説明いたします。

SACHI歯科クリニックのロゴと院長
SACHIデンタルクリニック院長 / 2016年 日本歯科大学生命歯学部生命歯学科 卒業 / 2017年 東京医科歯科大学(現:東京科学大学)歯学部 臨床研修修了 / 2025年 SACHIデンタルクリニック開院

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